アラスカでのサーモンフィッシングの旅をご紹介!

キャンプでの調理はテントから200メートル以上離れた場所で行い、食糧やその匂いがついたものはテント近くには持ち込まないのが基本。

 

はじめまして。

最近、家内の両親に『もっと子供と遊んであげなさい。』とよく小言を言われます。

お義父さんお義母さんどうぞご心配なく、もう少し大きくなれば、立派なフライフィッシャーに育てて見せますから……。

 

 

さて唐突ですが、普通の日本人があまり行かないところに釣り旅に行くのが好き。

 

日本で言うと北は知床半島、南は西表島。海外なら、アラスカ、カナダ等の定番に加え、

タイ、スロベニア、チェコ、オーストリア、ボスニア・ヘルツェゴビア、でフライフィッシングを楽しんでいる。

ツアーは利用せず、きままな一人旅。

そのような旅の実体験を、自分の旅の備忘録程度に、これから気ままにご紹介させて戴きたい。

 

 

第一回目の今回は、アラスカのサーモンフィッシングの旅をご紹介します。

 

アラスカを旅する時の難点の一つが、費用である。

アラスカでは夏の観光シーズンのホンの2カ月位の間に一年分を稼ぐ必要があるため、

アメリカ本土であれば30ドルくらいのボロいモーテルでさえ、夏のアラスカでは平気で150ドルくらいする。

ガイド付きの豪華なフィッシングロッジに宿泊して釣り三昧……となる、5泊で40万円くらいはかかる。

 

そんなお金はもちろん無いし、そもそもラグジュアリーな旅には興味が無い。

そこでレンタカーを借りて車中泊とキャンプで旅する事になる。

キャンプ道具やテント、寝袋、バーナーや調理道具等、軽量でミニマムなものを

日本から持参して、消耗品は現地で調達する。

サラリーマンが有給休暇を取れる範囲の期間でアラスカのサーモンフィッシングを

楽しむのであれば、空の玄関口であるアカレッジから車で半日でいけるキーナイ半島が現実的だ。

 

 

しかしここでまた一つ問題がある。

 

サーモンフィッシングのメッカであるキーナイ川の本流には、中々自力ではアクセスできない。

と言うのも、道路から川へのアクセスは殆どがフィッシングロッジや別荘の私有地のため侵入する事はできない。

あるいは熊のウヨウヨいる森の中を歩いて川まで辿りつくしかないが、言うまでもなく自殺行為だ。

本流を釣りたければ高額なロッジに泊まるしかないのである。

 

 

そこで私のような単独行動者は、キーナイ川の支流を釣る事になる。

 

支流であれば、個人でも入川が容易だし、キャンプ場もある。

ただし、アクセスが容易と言う事は必然的に釣り人の数も多く、せっかくアラスカまで来たのに

“一人で地の果てまで来ました感”は残念ながら味わえない。

キーナイ水系ではキングサーモンを含む5種類のサーモンが夏の間に少しづつ時期を遡上するが、

私が行った時期はシルバーサーモンとレッドサーモンで支流が埋め尽くされていた……。

 

つづく

 

アンカレッジからキーナイ半島まで車を走らせる。日本の日常から心が解放されていく。

アンカレッジからキーナイ半島まで車を走らせる。日本の日常を離れて心が解放されていく。

 

川を埋め尽くすサーモン。

川を埋め尽くすサーモン。

 

 

僕のフライを咥えてくれた優しきサーモン。

僕のフライを咥えてくれた優しきサーモン。

 

ファイト中の写真を撮る余裕をかましていたが、この後バラす。

ファイト中の写真を撮る余裕をかましていたが、この後バラす。

 

 

『熊の国へようこそ。』

『熊の国へようこそ。』

 

『熊、ウヨウヨいまっせ。』

『熊、ウヨウヨいまっせ。』

 

キャンプでの調理はテントから200メートル以上離れた場所で行い、食糧やその匂いがついたものはテント近くには持ち込まないのが基本。

 

キャンプでの調理はテントから200メートル以上離れた場所で行い、食糧やその匂いがついたものはテント近くには持ち込まないのが基本。

キャンプでの調理はテントから200メートル以上離れた場所で行う。

食糧やその匂いがついたものはテント近くには持ち込まないのが基本。

 


ヨシさん

About ヨシさん

大学を卒業後、 海外放浪⇒帰国して就職⇒退社してまた海外、を繰り返す。 30歳で入社した現職(メーカーの海外事業部)でようやく足場を固めるも、若い頃の放浪癖そのままに仕事で世界中を飛び回る日々。 琵琶湖のほとりで生まれ育ち、物心ついた頃からのバス釣り狂で、20代からは渓流のフライフィッシングにのめりこむ。 そんなこんなで、いつのまにか 一人旅 + フライフィシング がライフワークとなる。 海外出張のスーツケースにはこっそりパックロッドを忍ばせ、GWなどたまった休みが取れる時には女房と子供を置いてカナダ、アラスカ、知床半島、西表島などに一人旅する40代。 管理職、二児の父親、世捨て人ぎりぎりの放浪フライフィッシャー、3足のわらじは果たして成立するか? わが身を持って実験中。

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